渋谷歯科技工所

歯科技工のブログ

カテゴリ : 自家歯牙移植

前にここで書きましたがスタッフ佐藤の初めての発表の報告です
演題は「自家歯牙移植と歯根3Dレプリカの有効性」

本番です
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自家歯牙移植とは自分の歯(咬合してない、使ってない親不知とか)を必要な場所に植え替えることです
歯を抜いてしまった場合はブリッジやインプラントなるのですが
自家歯牙移植でも補えるので選択肢が増えます
今回の内容は自家歯牙移植の成功率を上げるための補助的なアイテムになります
それが「歯根3Dレプリカ」
CT画像から歯牙を抜き出してミリング、3Dプリントしたもので
これを使用して歯槽骨に移植歯が入るように穴を掘って(形成)していきます
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質疑応答
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演者の先生方と記念撮影
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さてさかのぼること本番前夜
最後に通し練習して内容確認とさらに修正
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さらに本番前週
今回の練習相手は歯科技工士
技工士仲間が集まった飲み会で練習。プレゼンを見てもらって意見を聞いてさらに修正
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もうすこし本番前月
取引先の歯科医院で本番前に実践プレゼン
歯科助手さん、歯科衛生士さんからも理解しやすかったと高評価をいただく
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もっとさらに前日
取引先の先生に来ていただいてプレゼンを見ていただく
アドバイスいただく
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歯牙製作、歯牙造形サービス承ります
自家歯牙移植のためのドナーレプリカ(3Dレプリカ)
渋谷歯科技工所
http://shibuya8020.com/shibuya/rootreplica.html

歯牙製作造形承ります


CBCT画像(CTデータ)から歯牙歯根モデルの作製。

歯牙製作、歯牙複製、歯牙造形サービス
自家歯牙移植のためのドナーレプリカ(3Dレプリカ)、移植歯シミュレーションモデル
CBCT画像(CTデータ)から歯牙歯根モデルの作製。
自家歯牙移植の成功率を上げる条件の一つにいかに時間をかけずに抜歯した歯牙を歯槽骨に植立することであり、歯牙3Dレプリカを使用することによって時間短縮することができます
歯牙3Dレプリカ用いて歯の移植シミュレーションを行うことで移植前に歯牙の形状を把握し顎骨の削り方やかみ合わせを確認します。
今までは移植歯の抜歯後にしか行えなかった作業が事前にできるようになります


【技工料金】
1歯15000円(根が2根以上増えるごとに1000円)
DICOMデーターを shibuya8020@gmail.comにお送りください
CT撮影は有効視野(FOV)を狭くし移植歯が写っていれば結構です。全顎でなくて構いません。
CTデータは大きすぎてメールで送れないと思われるので大容量ファイル転送サービスをご利用ください
または郵送にてUSB、SDカードなどでデータをお送りください
dorpboxでも可能です。shibuya8020@gmail.comで登録してください

移植歯のレプリカを用いた自家歯牙移植術。CBCT画像からCAD/CAMモデルの作製
移植歯の抜歯前に移植歯が入りやすくするために移植床を形成するためのレプリカです
レプリカを事前に準備しておくことで移植歯を抜歯し短時間で移植床に植立でき成功率を上げることができます。
短時間で適切な深さ、隙間を空けて移植するためには正確なドナーレプリカ(3Dレプリカ)は欠かせません。
移植歯の抜歯前に移植歯が入りやすくするために移植床を形成するためのレプリカです
移植において最も大切な組織は「歯根膜」ですので移植する歯の「歯根膜」にダメージを与えないことが大事です
レプリカを事前に準備しておくことで移植歯を抜歯し短時間で移植床に植立でき成功率を上げることができます。
短時間で適切な深さ、隙間を空けて移植するためには正確なドナーレプリカ(3Dレプリカ)は欠かせません。

自家歯牙移植の主な特徴
1 歯根膜感覚がある
2 歯根膜空壁があるので生理的な動揺がある。インプラントは無い
3 矯正治療など歯の移動が可能
4 天然歯と同様に顎骨の成長に対応できる
また、親不知、矯正治療などでで抜歯した歯牙を冷凍保存できる歯の銀行(ティースバンク) という機関があるので20年間以上保存できます
必要になった時に自家歯牙移植ができるようになります

インプラント治療との違い
インプラントは人工の物ですが、歯牙移植は自分の歯です
インプラントの場合は歯根膜という緩衝材がなく骨に直接力がかかることになります
大きな違いはインプラントには無い歯根膜が有るので咬んだ感覚を自然に感じることができます

「再植」と「移植」
「再植」とは外傷や事故などで抜けてしまった歯を再度歯を元の場所に戻すことをいいます。
「移植」とは、むし歯や歯周病などで失った歯のあったところに、違う歯を移すという方法です。自分の歯を利用する場合自家歯牙移植といいます。
もともと自分の歯ですから生体に対して優しく、歯の機能はもとのままで移植でき条件が合えばとても有効な方法です。

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【症例紹介】
【症例1】
今回は8番の矮小歯を4番に移植したケースでドナーレプリカを作製しました
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歯牙データを抜き出す。歯根の形態だけでなく歯冠部も抜き出します
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PMMA(レジン)でドナーレプリカを作製します
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移植歯を抜歯してドナーレプリカと比較してみました
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術後
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【症例2】
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※画像掲載について先生と患者さまの許可をいただいております

画像提供
歯内療法専門歯科
ユモトデンタルクリニック
https://www.yumoto-dc.com/
湯本 真幸先生


歯牙製作、歯牙造形サービス承ります
自家歯牙移植のためのドナーレプリカ(3Dレプリカ)
渋谷歯科技工所のHP
http://shibuya8020.com/shibuya/rootreplica.html



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